まちもり リノベーションのブログ(福岡のマンション リノベーション)

このブログは、「木の家」で環境共生の暮らしを提案する㈱安成工務店が 既存の住宅ストック(中古一戸建て、マンション)を森の住まいに再生する リノベーションの毎日を綴ったブログです。

こんな現場もいいもんです。セルフビルド

こんにちは。 安成工務店 宮崎です。

築30年のマンションリノベーションも、大詰めも大詰め。

そして、このタイミングで、お客様のセルフビルド(自分で作る作業)が始まりました。
今回のセルフビルドは、お客様の

予算を抑えたい・・・
自分で、自宅の住まいの一部を作りたい・・・

という思いで施工することになりました。
ただ、もちろんデメリットもあります。
それは、仕上がりがプロより落ちる(これはこれで味がある??)、工期が長くなる(工期に余裕がないと難しい、という意味です)ことですね。

さて、こちらのお客様はお住いの、どんな部分をご自身で作られるかというと、
「壁」です

「壁の珪藻土塗り」です。

もちろん、もちろんご夫婦ともに職人さんではありませんので、最初に職人さんに指導を仰ぎ、そのあと自分たちで施工される、という流れになります。


で、本日、私がお二人のご様子を伺ってみますと・・・
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仲睦まじい雰囲気で、壁の下地処理をされていました。

いつもは、男の汗と思いで占められている現場も、この日は「ほっこり」した柔らかい空間に!

いつか、お住いになってから、このときのことを不意に思い出したりするんだろうでしょうね。
この記念の一枚を、フレームに飾ってお引渡しのときにプレゼントしよう、とひそかに胸にした、ウソみたいに暑い4月の午後でした。

「こだわる」と「こだわらない」 施工中

こんにちは 安成工務店 宮崎です。

先日、早朝からスペインサッカーを見ていたら、興奮してテーブルを蹴ってしまい、痛めた半月板をさらに悪化させることになってしまいました(TДT)

「サザエさん」の終わりの次回予告みたいな導入になりましたが・・・

さて、前回お話したご夫婦の低予算?マンションリノベーションも、工事は中盤に差し掛かってまいりました。

こだわりの無垢材(メープル)の施工が始まっています。
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「こだわった」ところだけに、材の具合が心配でしたが、期待通りの雰囲気にご夫婦も拍手!

そして、もう一つ。
ご夫婦が「こだわった」のはキッチン。ご主人も料理をされるので、ふたりで料理や会話を楽しめるようなカウンターキッチンをご提案。
既製品ではなく、造作キッチンの地袋が設置完了!!

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デザインはシンプルなものを望まれるご夫婦のため、ラインはすっきり素材感も主張しすぎないものを。
天板もステンレスで仕上げます。

じっと見ていると、この調理空間で、ご夫婦はどんな楽しい会話をされるんだろう、と少しうらやましくもなったり。



こちらのご夫婦のお住いは、今月末に完成する予定です。
ご希望される方には、5月の連休中(5月3日~6日)にご案内できます。
 
お電話(092-433-1230)、またはメールでのお申込をお願いいたします。

「こだわる」ためには「こだわらない」?お金のこと

こんにちは 安成工務店 宮崎です。

今日は、現在進行中のお客様と仕様打合せです。

リノベーション工事は、解体してみないとわからないことも多く、お客様との週1~2回の打合せは、すべて現地で行います。
実地で原寸大の模型を用意したり、ラインを引いたりして「実際のものを把握しやすい」ようにしたうえで、細かいことを決めていきます。
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(リビングを大きくして、コーナーの部屋を作っているところです)
 

ちなみに、こちらのお客様は、ご両親からいただいた築35年のマンションを、ご夫婦の生活スタイルに合った形に造り替えていらっしゃいます。

そういえば。
ときどき、「失敗しないリフォーム(リノベーション)」に何が大事か?と聞かれることがあります。

全ての要素が大事です、といいたいところですが、やっぱり一番は「お金」のことだと、私は考えています。

リフォームやリノベーションにはある程度「お金」がかかります。
とにかく安く、と考えると将来を考えていない中途半端な改修になりがちですし、予算を考えずに打ち合わせると「あれもこれも」になり、結局「お金がかかり過ぎる・・・」と折角の住まいへの思いも折れてしまいがちです。

ですから私はいつも、お客様には「ご予算」を明確にして、予算と施工後のお住いの姿とのバランスを考えてみましょう、とお伝えしています。

ちなみに、こちらのお客様(ご夫婦)このリノベーションに際して、最初にしっかりと「予算枠」と「思い」を決めていらっしゃいました。

ご予算は400万円。
リノベーションのご要望は、
・リビングが狭いので、既存の3LDKを2LDKに
・ご夫婦ともにお料理を愉しむので、キッチンにこだわりを
・床や壁は自然素材
でした。

そのうえで打合せを重ねて、優先順位を落としこんでいかれました。


予算を押さえておくと、メリットも多いのです。
まず、お客様が予算をわかっていらっしゃるので、「ここの予算は省く」とか「その分をここに遣う」という考えが明確になります。

こちらのご夫婦のケースでは、キッチン以外の設備関係は新品であれば最低レベルでいい、と割り切って、その分をご希望されていた無垢のフローリングへのこだわりに充てられました。

また、私どもも予算と優先順位を教えていただくことで、いかに効率的な施工内容を組み合わせるか検討しやすくなります。

ちょっとだけの業種の工事を入れない、日当分以上の工事を割り付ける、ここまで施工するなら、これも施工したほうが割安になる、などなど。
それらの結果、コストパフォーマンスのいいリノベーションができることにつながります。

また、お客様ご自身も「提案されるがまま」の状態ではなく、「自分で決めて、選んだ」という満足感も得られるようです。

「こだわる」には「こだわらない」ことも必要で、そのためには「予算」を常に頭に入れておくことがポイントなんですね。


こちらのご夫婦のお住いは、今月末に完成する予定で、ご希望される方には、5月の連休中(5月3日~6日)にご案内できます。
お電話(092-433-1230)、またはメールでのお申込をお願いいたします。
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